ロレックスのオーバーホールはどこに頼むのがベスト？

高機能で耐久性の高いロレックスといえども、永く使い続けるためには定期的なオーバーホールなどのメンテナンスは欠かせません。特に問題はなくても、基本的には３～５年ごとにオーバーホールした方が、長持ちしますしトータルコストも抑えられます。とはいえ、ロレックスのオーバーホールは気軽にできるほど安くはないので、できることならメンテナンスにかかる費用を少しでも抑えたいと思うのが正直なところかと思います。オーバーホールの依頼先はいくつか存在し、それぞれメリット・デメリットありますので、そのあたりを解説します。

ロレックスのオーバーホールの依頼先として、正規店である日本ロレックスと一般の時計修理業者の２つあります。

日本ロレックスへオーバーホールを依頼するメリットは、絶対的な安心感です。そのかわり、オーバーホールにかかる費用が高額です。例えば、一般的なデイトジャストであっても少なくともオーバーホールの費用として50,000円はかかりますし、それが全くオーバーホールに出していない時計だと、部品交換代がかさんでしまい100,000円を超える見積額が出てくることもザラにあります。とはいえ、ロレックスの場合、正規店購入したものも並行輸入店で購入したものもオーバーホールの基本技術料金に価格差がないので、安心感を求めるユーザーが正規品、並行輸入品を問わず持ち込むので、常に混雑おり修理完了まで時間がかかることも珍しくありません。

それに対して一般の時計修理業者は、全国に数多くありクオリティの高い仕事をしてくれる業者もいれば、残念な仕事をしてしまう業者もいるため、その見極めがやや難しいところがデメリットです。とはいえ、日本ロレックスに比べて費用が3～5割安く、期間も日本ロレックスほど長くはかからないので、信頼できる業者を見つけることができれば非常にオススメです。

日本ロレックスと一般の時計業者の使い分けですが、お金に糸目をつけない場合は日本ロレックス一択ですが、現実として決して安くない金額がかかるので信頼できる一般時計業者にオーバーホールを依頼するのが現実的です。ただし、10年以上オーバーホールしていなかったロレックスに関しては、日本ロレックスに依頼した方がよいでしょう（費用が高くなってしまうのは覚悟しておきましょう）。


よい業者と悪い業者の見極め方
一般の時計修理業者は、オーバーホールの基本技術料金が低く設定されており、修理完了もメーカーに比べれば早いことが多いです。よい業者の見分け方としては、技術力の指標となる１級時計技師の存在の有無と、多くの修理経験があるかが目安になります。特にインターネットで修理を受け付けている千年堂は、上記の２項目を満たしているし、インターネットで無料見積もり依頼ができるので時間のない人や修理業者が近くにない人にはおすすめです。