エクスプローラーⅡ(Ref.216570)の歴史と特徴

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1953年に登場したエクスプローラーⅠが不動の地位を獲得すると、ロレックスはこれをさらに発展させた次世代の冒険ウォッチであるエクスプローラーⅡを1971年に発表する。無駄な装備を省いたシンプルなエクスプローラーⅠとは異なるアプローチで誕生したエクスプローラーⅡは、洞窟や極地探検などの昼夜の区別がつかないシチュエーションを想定し、オイスターケースを一層頑強にビルドアップした。オレンジ針とベゼルの24時間表記により、短針とは別に24時間表示で視認できるようになった。
エクスプローラーⅡの有名なエピソードといえば、1978年のイタリア人冒険家ラインホルト・メスナーが世界で初めて酸素ボンベなしでエベレスト登頂に成功したこと。過酷な条件下においても、エクスプローラーⅡは故障することなく時を刻み続け、世界中から絶賛された。このようにもともとエクスプローラーⅡは、冒険ウォッチとして開発されたモデルであり、洞窟などでの探検時、太陽が見えない場所でも昼夜が判別できるよう24時間針を装備している。現行モデルは、ベゼル径が42mmに大型化したことで存在感が増した。また針やインデックスの大型化によって視認性が向上し、夜光剤にはクロマライトが採用されたことにより発光やその持続時間が改善されている。
エクスプローラーⅡのムーブメントは、Cal.3187でCal.3186をベースにしている。進化のポイントは、ヒゲゼンマイと耐震装置にあり、ヒゲゼンマイには、ニオビウムとジルコニウムを含有する安定常磁性合金で製造されたパラクロムという耐磁性と温度変化に優れた素材が使用されている。またテンプ中央の耐震装置が、新たにパラフレックスにリニューアルされて、耐衝撃性が格段にアップした。インデックスは、要所をバー、そのほかを大ぶりなドットとした「バー&ドットインデックス」が採用されており、暗闇でも瞬間的に読み取る際の混乱が少なく なるなど実用性が非常に高い。ベゼルは、固定式GMTがあしらわれている。当初は24時間表示のみだったが、現行モデルは独立可動式の時針が搭載されたことによってGMT表示が可能となった。
当初、エクスプローラーⅡの24時間針は完全に連動していたが、セカンド以降はGMTを追加し機能性を格段に充実させている。冒険時計といわれるエクスプローラーⅡだが、GMT機能が追加されたことにより、出張や旅行などの海外渡航の際に心強い強い味方になってくれるモデルだ。


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