サブマリーナー(Ref.116610LN)の歴史と特徴

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完全なる防水を実現したオイスターケースに包みこまれ、回転式ベゼルやねじ込み式リューズを搭載した本格的な潜水用スポーツモデルが、サブマリーナーである。サブマリーナーは、ロレックスの数あるモデルの中でも日本で最も人気のあるモデルで、1953年頃に登場した。
当時、精度や装飾にこだわる時計メーカーが多い中で、ロレックス社は創業時から耐久性や防水性能などの実用性を磨いてきた。その結果、オイスターパーペチュアルやエクスプローラーⅠなどで、オイスターケースの防水性能の高さを認知させていく手段をとった。サブマリーナーはまさにその結晶として登場したモデルなのである。1950年代はダイビングが一般的なマリンスポーツとしても認知されつつあった時代で、ロレックス社はそのニーズをいち早くとらえて、社内のダイビングに造詣の深いスタッフらの手によって、サブマリーナーの開発がはじめられたといわれている。特に現行まで続く一貫したダイヤルデザインは、視認性にこだわるロレックス社の実直な姿勢や志の高さを垣間見ることができる。
サブマリーナーの最大の特徴であるダイバーズベゼルは、ダイビング時に酸素残量の目安となる経過時間を示してくれるダイバーにとっていわば命綱。逆回転防止ベゼルになっており、間違って右方向に動くと実際よりも酸素が多いと勘違いしてしまうため、左方向にしか回転しないようになっている。現行モデルは、ねじ込み式リューズを用いた高気密性のオイスターケースにより300m防水を実現し、誤作動を防止する逆回転防止ベゼルやエクステンションブレスなどのダイバーズウォッチの必須条件を網羅しつつも、サブマリーナーの大きなアイデンティティのひとつであるベゼルに硬質なセラミックが素材に用いられ、長く使っても傷がつきにくい光沢感のあるセラミックベゼルとして生まれ変わった。
サブマリーナーのムーブメントは、Cal.3135。Cal.3135は、両持ち式テンプブリッジ、マイクロステラスクリューを採用したセンター3針+日付表示付きで、多くのモデルに搭載されているロレックス社が誇る代表的なムーブメントである。ヒゲゼンマイには、ニオビウムとジルコニウムを含有する安定常磁性合金で製造されたパラクロムという耐磁性と温度変化に優れた素材に変更されている。インデックスは、要所をバー、そのほかを大ぶりなドットとした「バー&ドットインデックス」が採用されており、暗闇でも瞬間的に読み取る際の混乱が少なくなるなど実用性が非常に高い。ブレスは横方向に3つのコマで構成されている3連オイスターが採用されている。コマは全てケースと同素材の金属塊から削り出すソリッドブロック式のため堅牢でロレックスならではのブレスレットといえる。バックルは、ダイバーズウォッチには必須のエクステンションブレスが採用されている。


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